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羽林家 （高松・千種）

羽林家家系別分類表
[  高松、 千種  ]

高松

【たかまつ】
本姓：藤原氏。華族類別録第五十三類。
新家
外様
九条家門流
藤原北家閑院流。権大納言武者小路実陰の子参議重季を祖とする。
家紋 唐花。
家業  
江戸期石高 御蔵米３０石。
明治期爵位 子爵。明治17(1884)年7月8日実村子爵授爵〔現代華族譜要〕。
菩提所 蘆山寺。
居所 二階町東側。

高松家系図

重季 ┳ 男子  
  ┗ 実逸 （実山本公尹二男。右京大夫。従四位下。 ⇒
      母交野時香女。享保17(1732)年生〔知譜拙記〕。
      宝暦6年10月12日（1756年11月4日）卒）
⇒       季昵 ┳ 公祐 ┳ 実貫（母滋野井冬泰女。寛政8(1796)年生。従五位下。
  ┃   ┃   文化11年4月23日（1814年6月11日）返上位記)
  ┃   ┣ 季実 ┳ 保実 ⇒
  ┃   ┃   ┣ 女子（明。母同）
  ┃   ┃   ┣ 男子（母同。童名六月丸）
  ┃   ┃   ┣ 公雄（保実為子）
  ┃   ┃   ┣ 女子（貞。母同）
  ┃   ┃   ┣ ※公業（母同。童名茂丸。西四辻公恪養子）
  ┃   ┃   ┣ 男子（母同。童名元丸。石山寺密蔵院住職）
  ┃   ┃   ┣ 男子（母同。童名豊丸）
  ┃   ┃   ┣ 男子（母同。童名為丸。三好清庵養子）
  ┃   ┃   ┣ 女子（母同。常）
  ┃   ┃   ┣ 男子（母同。童名政丸。石山寺宝性院住職）
  ┃   ┃   ┗ 男子（母同。童名直丸。仁和寺浄光院住職高松道熈）
  ┃   ┣ 男子（大徳寺黄梅院大潮）
  ┃   ┣ 直実（従五位下。返上位記）
  ┃   ┣ 女子（母同。徳川峯姫上臈唐橋慎子）
  ┃   ┣ 女子（敏。母同。能登国妙覚寺室）
  ┃   ┣ 女子（竹。母同。寛政11年10月22日（1799年11月19日）卒）
  ┃   ┣ 女子（光。母同。文化5年壬6月15日（1808年8月6日）卒）
  ┃   ┣ 女子（安。母同。文化2年2月17日（1805年3月17日）卒）
  ┃   ┣ 女子（母同。新少将。藤内侍）
  ┃   ┣ 女子（公子。母同。権典侍。称宣旨局・押小路）
  ┃   ┣ 女子（母同。九条尚忠家上臈細井）
  ┃   ┣ 女子（実冷泉為訓女。為子。徳川元姫上臈押小路）
  ┃   ┗ 保実（季実為子）
  ┣ 男子（母同。大徳寺黄梅院住職大拙座元。
  ┃   文政13年6月25日（1830年8月13日）寂）
  ┣ 女子（仁孝天皇掌侍。家譜作従四位下小宰相典侍昵子）
  ┣ 女子（母同。東本願寺院家東京浅草徳本寺室）
  ┗ 女子（山城国西七条塩小路村水薬師寺住職了真）
※公業 - 現代華族譜要・昭和新修華族家系大成には、公祐男と あるが、年齢差(64歳)を考慮して、高松家譜・華族類別譜の系図に従った。
⇒ ┳ 公雄 （母家女房。実季実男。
  ┃   従四位下。近江権守。
  ┃   天保元(1830)年生。
  ┃   安政6年9月16日（1859年10月11日）卒）
  ┣ 男子 （母家女房。童名梅丸。
  ┃   醍醐山密教院住職。復籍実演）
  ┣ 実村 （母家女房。金丸。公雄嗣。
  ┃   天保13年5月27日（1842年7月5日）生〔
  ┃   華族名鑑〕。夫人山本了道長女君）
  ┗ 女子 （藤。保子。母同。梅園実静妻）
■色の名前は公卿。
高松　重季
［ 元禄11年12月24日（1699年1月24日） 〜 延享2年10月8日（1745年11月1日） ］
武者小路実陰末男。母家女房。至心院寂然〔系図纂要〕。
享保16年4月27日（1731年6月1日）叙従三位。
正三位・参議。
公卿補任尻付
元禄11年12月24日(1699年1月24日)誕生。
宝永3年2月8日(1706年3月22日)叙爵。
宝永8年2月13日(1711年3月31日)元服昇殿。
同日侍従従五位上。
正徳5年9月15日(1715年10月12日)正五位下（去正五分）。
正徳6年2月16日(1716年3月9日)右少将。
享保4年正月11日(1719年3月1日)従四位下（去正五分）。
同年12月26日右中将。
享保8年2月13日(1723年3月19日)従四位上。
享保12年正月8日(1727年1月29日)正四位下（去五分）。
高松　季昵
［ 宝暦5年9月26日（1755年10月31日） 〜 寛政7年9月8日（1795年10月20日） ］
右京大夫実逸男。母水無瀬経業女。歓心院唯乗寂本〔系図纂要〕。
天明5年8月17日（1785年9月20日）叙従三位。
正三位・非参議。
高松　公祐
［ 安永3年10月9日（1774年11月12日） 〜 嘉永4年7月18日（1851年8月14日） ］
季昵男。母家女房。月心院浄然円明澄空〔系図纂要〕。
文化7年12月21日（1811年1月15日）叙従三位。
正二位・権中納言。
高松　季実
［ 文化3年5月18日（1806年7月4日） 〜 安政3年7月29日（1856年8月29日） ］
公祐男。母滋野井冬泰養女（実滋野井公麗女）。
弘化元年12月22日（1845年1月29日）叙従三位。
正三位・非参議。
高松　保実
［ 文化14年12月1日（1818年1月7日） 〜 明治11(1878)年9月24日 ］
季実男。母家女房。
安政5年12月19日（1859年1月22日）叙従三位。
正三位・非参議（52才）。
※家譜・系図纂要等によれば、実は公祐男。
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千種

【ちぐさ】
本姓：源氏。華族類別録第三十二類。
新家
内々
一条家門流
村上源氏久我流。久我具曉〔岩倉家の祖〕の子有能を祖とする。
家紋 笹竜胆。
家業 和歌。
江戸期石高 150石。
明治期爵位 子爵。明治17(1884)年7月8日有任子爵授爵〔現代華族譜要〕。
菩提所 黒谷上雲院。
居所 西殿町北側。
千種家系図
有能までの系図は、岩倉家系図を参照。
有能 ┳ 有維 ┳ 有敬 ┳ 有補 ┳ 有政 ┳ 有条 ┳ 有秀（従五位上。母家女房。
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┃   ┃   文化4年5月12日（1807年6月17日）卒）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┃   ┣ 有功 ⇒
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┃   ┣ 男子（日厳院住職、後還俗）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┃   ┣ 女子（高木定四郎妻）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┃   ┗ 加納孝之（士族。元千種家扶）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┣ 男子（常住金剛院）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┣ 女子（梅溪行通室。通修母）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┣ 女子（青綺門院上臈）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┣ 女子（幕府上臈）
  ┃   ┃   ┃   ┃   ┗ 文雅（母久我通兄女。植松雅陳嗣）
  ┃   ┃   ┃   ┣ 敦仲（大原栄敦為子。慈光寺澄仲嗣）
  ┃   ┃   ┃   ┗ 女子（敬子。青綺門院女房）
  ┃   ┃   ┣ 女子（有補室）
  ┃   ┃   ┣ 女子（五百子。真宗寺法眼超芸妻）
  ┃   ┃   ┗ 女子（松平土佐守家老桐間蔵人妻）
  ┃   ┣ 乗具（有能為子。岩倉具詮嗣）
  ┃   ┣ 男子（早世）
  ┃   ┣ 女子（早世）
  ┃   ┗ 女子（久我通誠室。惟通母）
  ┣ 演海（仁和寺真光院。少僧都法印。久我広通猶子。
  ┃   正保2(1645)年生〔仁和寺諸院家記〕）
  ┣ 雅永〔植松〕
  ┣ 乗具（実有維男。岩倉具詮嗣）
  ┣ 女子（渥美久兵衛妻）
  ┣ 女子（愛宕通福室。通晴母）
  ┗ 女子
⇒ ┳ 有名 （実中院通知男。母家女房。従五位上。
  ┃   天保4年6月11日（1833年7月27日）卒）
  ┣ 有文 （母吉田良連女。文化12年7月生〔現代華族譜要〕。 ⇒
  ┃   従三位。入道自観〔現代華族譜要〕。
  ┃   明治2年11月3日（1869年12月5日）薨。
  ┃   室今城定章女）
  ┣ 女子 （幕府上臈）
  ┣ 男子 （早世）
  ┗ 女子 （八幡社務新善法寺澄清室）
⇒ ┳ 有顕 （従五位。母今城定章女。 ━ 女子 （芳子。母家女房。孝明天皇女房。
  ┃   弘化3年9月23日（1846年11月11日）卒）     被補内侍退散後称音町）
  ┣ 有任 （正四位。天保7年11月生〔現代華族 ⇒
  ┃   譜要によるが、華族名鑑は、
  ┃   天保6年11月14日（1836年1月2日）〕。
  ┃   明治25年9月薨〔現代華族譜要〕。
  ┃   葬於小石川伝通院。
  ┃   室四辻公績女）
  ┣ 男子 （母同。早世）
  ┣ 女子 （忍隆。母同。西京聖護院村尼寺照臨院住職）
  ┗ 女子 （文子。母同。堀河康隆夫人）
⇒ ┳ 女子（任子。四辻公績女。正六位。女官権掌侍称桔梗内侍。
  ┃
華族家系大成によれば、昭和19年2月没）
  ┣ 有冬（母同。従五位。明治19年3月廃嫡分家〔華族家系大成〕）
  ┣ 茂樹（陸軍少佐。正七位。伏谷惇為養子。
  ┃
改名有梁〔現代華族譜要〕。
  ┃
安政5年2月28日（1858年4月11日）生〔華族名鑑〕。
  ┃
明治39年7月卒〔現代華族譜要〕。
  ┃
夫人副島利忠三女美津子〔明治9年12月9日生〕）
  ┣ 女子（八千子）
  ┣ 女子（三千子）
  ┣ 女子（千久子）
  ┣ 規丸（実有文末男為有任三男養育）
  ┣ 辰丸（華族家系大成によれば、有辰。
  ┃
慶応2年11月生。明治34年2月分家）
  ┣ 女子（千重子）
  ┣ 女子（万千子）
  ┗ 保彦
※華族家系大成によれば、有任女の一人が、美寿子（楫取道明夫人）。
■色の名前は公卿。
千種　有能
［ 元和元(1615)年 〜 貞享4年3月1日（1687年4月12日） ］
久我（岩倉）具曉男。久我通前為猶子〔家譜〕。母左中将（園）基継朝臣女。
室久我通前女〔家譜〕。室真田信吉女〔寛政重脩諸家譜〕。
法名・源翁文興〔系図纂要作瑞祥院源翁文興〕。
慶安2年正月12日（1649年2月23日）叙従三位。
貞享3年2月5日（1686年2月27日）出家。
葬於洛東黒谷金戒光明寺〔家譜〕。
正二位・権大納言。
※没年月日は、家譜による。
※千種家譜によると、真田信吉女は、有維室とある。
千種　有維
［ 寛永15年9月22日（1638年10月29日） 〜 元禄5年11月29日（1693年1月5日） ］
有能男。母久我通前女。室真田河内守信吉女、洛西妙心寺塔頭大法院創立開祖〔家譜〕。
瑞源院英誉豪山〔系図纂要〕。
寛文6年12月17日（1667年1月11日）叙従三位。
葬於洛東黒谷金戒光明寺〔家譜〕。
従二位・権大納言。
千種　有統（本名具広・改有敬）
［ 貞享4年9月10日（1687年10月15日） 〜 元文3年3月30日（1738年5月18日） ］
有維男（実岩倉乗具男）。実母家女房。瑞信院峯誉理山〔系図纂要〕。
享保2年4月3日（1717年5月13日）叙従三位。
葬於洛東黒谷金戒光明寺〔家譜〕。
従二位・権大納言。
公卿補任尻付
貞享4年9月10日(1687年10月15日)誕生。
元禄4年12月21日(1692年2月7日)叙爵。
元禄5年11月23日(1692年12月30日)当家相続。
元禄11年2月12日(1698年3月23日)元服昇殿。
同日侍従従五位上。
同12月25日改有統（旧具広）。
元禄15年正月5日(1702年2月1日)正五位下。
元禄16年12月22日(1704年1月28日)右少将。
宝永3年正月10日(1706年2月22日)従四位下（去五分）。
同12月23日左中将。
宝永7年2月28日(1710年3月27日)従四位上。
正徳4年2月6日(1714年3月21日)正四位下。
千種　有補
［ 享保2年8月19日（1717年9月23日） 〜 宝暦12年9月25日（1762年11月10日） ］
有敬男（実梅渓通条末子）。母家女房（実母家女房）。室有敬女〔家譜〕。
瑞光院觸誉柔順〔系図纂要〕。
宝暦5年6月15日（1755年7月23日）叙従三位。
正三位・参議。
※大中臣祭主藤波家の歴史によれば、実は藤波景忠末子、梅渓通条養子。
千種　有政
［ 寛保3年4月8日（1743年5月1日） 〜 文化9年11月5日（1812年12月8日） ］
有補男。母千種有敬女。室久我通兄女〔家譜〕。
光孚院歓誉峻徳賢明〔系図纂要〕。
明和8年正月5日（1771年2月19日）叙従三位。
正二位・権大納言・本座宣下。
千種　有条
［ 宝暦13年4月18日（1763年5月30日） 〜 文化10年4月25日（1813年5月25日） ］
有政男。母久我通兄女。相厳院〔系図纂要〕。
寛政5年5月23日（1793年7月1日）叙従三位。
正三位・非参議。
千種　有功
［ 寛政8年11月9日（1796年12月7日） 〜 嘉永7年8月28日（1854年10月19日） ］
有条男。母家女房。室吉田良連女〔家譜〕。
文政11年正月5日（1828年2月19日）叙従三位。
正三位・非参議。

千種家（別系）

村上源氏久我流。六条有忠の子忠顕（太政大臣久我通光の玄孫）を祖とする。
千種家系図
六条有房までの系図は、六条家系図を参照。
六条有房 ┳ 有忠 ┳ 有光〔⇒六条〕
  ┃   ┣ 有顕（左少将）
  ┃   ┗ 忠顕 ┳ 具顕
  ┃   ┣ 長忠
  ┃   ┣ 忠方（※系図纂要作忠房）
  ┃   ┣ 顕経 ━ 雅光 ━ 光清
  ┃   ┗ 治庸 ⇒〔※Ａ〕
  ┣ 光忠〔中院〕
  ┣ 親忠
  ┣ 季光 ━ 師光
  ┗ 房雲（或房恵。延暦寺。大僧都）
※Ａ　この系は、系図纂要によるものだが、 戦国人名事典コンパクト版によれば、伊勢国千種城の千種氏は北伊勢の豪族とある。
⇒ 通治 ━ 隆通 ━ 治清 ┳ 忠治（常陸介。台雲院肇春忠治）
  ┣ 三郎右衛門 ━ 顕理（又三郎。
  ┃  
慶長19(1614)年討死于大坂〔
  ┃  
戦国人名事典コンパクト版作
  ┃  
元和元(1615)年〕）
  ┗ 朝顕（又二郎）
■色の名前は公卿。
千種　忠顕
［ ？ 〜 建武3/延元元(1336)年 ］
六条有忠男。久我長通猶子〔系図纂要〕。禅林寺崇税〔系図纂要〕。
元弘3年9月10日（1333年10月19日）叙従三位。
建武3(1336)年正月出家。
従三位・参議。
※没年は、六条家譜による。系図纂要によれば、同年2月15日於山門討死。
千種　雅光
［ ？ 〜 応永27年正月29日（ユリウス暦:1420年2月13日） ］
顕経猶子（実中院光興男。中院光顕猶子）、後復本流。忠顕孫。
応永21年11月28日（ユリウス暦:1415年1月9日）任参議。
従三位・権中納言。
千種　光清（改名具定）
［ ？ 〜 文正元(1466)年7月 ］
雅光男（公補に不記載）。
永享2年12月30日（ユリウス暦:1431年2月12日）任参議。
享徳4年後4月7日（ユリウス暦:1455年4月23日）出家。
正二位・権大納言。
※生年は公卿補任・尊卑分脈の出家時の年齢66歳から逆算すると、明徳元/元中7(1390)年。公卿補任・尊卑分脈の没年齢72歳から計算すると、応永2(1395)年。
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※最終更新日　2017.09.24

羽林家家系別分類表

藤
原
氏
閑院家
20家
姉小路、
阿野、
梅園、
裏辻、
正親町、
大宮、
小倉、
押小路、
風早、
河鰭、

滋野井、
清水谷、
園池、
高松、
西四辻、
橋本、
花園、
武者小路、
山本、
四辻
南家高倉（藪）流
3家
高丘、
中園、
藪
※南家高倉流は、閑院家に従属。
中御門家
9家
石山、
石野、
持明院、
園、
高野、
東園、
松木、
壬生、
六角
花山院家
5家
飛鳥井、
今城、
中山、
難波、
野宮
四条家
7家
油小路、
櫛笥、
四条、
西大路、
八条、
山科、
鷲尾
（園池⇒櫛笥庶流だが公屋が正親町三条実昭の猶子となった為、以降、閑院家となる。）
　四条家庶流大綱略系図
御子左家
4家
入江、
藤谷、
(上)冷泉、
下冷泉、
水無瀬家
5家
桜井、
七条、
町尻、
水無瀬、
山井
高倉家
2家
樋口、 堀河
源
氏
村上源氏
8家
岩倉、
植松、
梅溪、
愛宕、
久世、
千種、
東久世、
六条
宇多源氏
3家
綾小路、 大原、 庭田

公卿類別譜〜公家の歴史〜について

  • 本サイトの公卿に関するデータは、
    東京大学史料編纂所公開用データベースに公開されている家譜、
    公卿補任（新訂増補国史大系53-57吉川弘文館。国史大系第9-11経済雑誌社）、
    尊卑分脈（新訂増補国史大系58-60下吉川弘文館。
    新編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集1-12吉川弘文館）、
    公卿諸家系図（土橋定代。続群書類従完成会。※知譜拙記）、
    系図纂要（名著出版）
    を基本として、その他諸史料で補完して作成しました。 知譜拙記と系図纂要からの出典には、その旨を注記してあります。
  • 菩提寺・居所に関しては、
    雲上明覧大全〔慶応4(1868)年版〕と
    公卿諸家系図　土橋定代　（続群書類従完成会）のデータ〔※この２冊は同内容〕
    を基本としました。 家譜その他の系図史料等の葬地との異同は併記してありますが、
    実地調査はおこなっておりません。
  • 家業に関しては、諸家々業記、有職袖中鈔を基本とし、その他諸本で補完しました。
  • 家紋に関しては、
    雲上明覧大全〔慶応4(1868)年版〕を基本として、
    日本家紋総鑑　千鹿野茂（角川文庫）他、上述の事典などで補完・比較検討しました。
  • 年数の表記に関しては、ユリウス暦1582年10月4日までをユリウス暦に換算し、
    その翌日からをグレゴリオ暦に換算してあります。
    ユリウス暦の場合は、西暦の頭にユリウス暦であることを表記してあります。 ユリウス暦の表記がないものは、グレゴリオ暦であることを示します。
    和暦の改元の表記に関しては、改元した年の改元日から新元号の元年としました。
    西暦への変換に関しては、和暦の各月の大小の値を 「日本暦日原典」内田正男/著に従って、算出したものです。
  • 父母名などを表記する場合、公卿に関しては、官位官職、卿・公の尊称は省略しました。
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