公卿類別譜
〜公家の歴史〜
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羽林家
(高丘)
羽林家家系別分類表
高丘
【たかおか】
本姓:藤原氏。華族類別録第四十三類。
新家
外様
鷹司家門流
藤原南家高倉(藪)庶流
〔高倉(藪)家は、一時、中絶し、閑院流西園寺庶流の四辻公遠の子嗣良が再興した為、属閑院家とされる〕
。参議中園李定の次男
(家譜によると三男)
季起を祖とする。
家紋
杏葉。
家業
江戸期石高
御蔵米30石。
明治期爵位
子爵。明治17(1884)年7月8日紀季子爵授爵
〔現代華族譜要〕
。
菩提所
上海寺〔華族名鑑作西京芳春院〕。
居所
東殿町角。
高丘家系図
季起までの系図は、
中園
家系図を参照。
季起
季敦
*1
敬季
紹季
公廉
(従五位下。母同永季。安永元(1772)年生。
安永6年3月16日(1777年4月23日)卒)
永季
⇒
賢済
(東寺。仏乗院。法眼)
女子
(
豊岡和資
室。治資母)
文季
(従五位下。
明和8年8月7日(1771年9月15日)返上位記)
重豊
(本名季憲。
正徳6(享保元)年11月24日(1717年1月6日)
芝山広豊
嗣)
*1
季敦 母家女房。右中将。正四位下。元禄7(1694)年生〔*家譜による。系図纂要係12月23日。知譜拙記作元禄6(1693)年生〕。享保10年8月16日(1725年9月22日)卒。隆信院亮道季敦〔系図纂要〕。
⇒
益季
(母家女房。実柳原均光五男。
⇒
左少将。正四位下。
文化元年12月28日(1805年1月28日)生
〔系図纂要〕。
天保4年12月21日(1834年1月30日)
被止位記。
安政6(1859)年7月没)
基季
(益季嗣)
⇒
基季
(母家女房。左少将。正四位下。
⇒
文政2年6月14日(1819年8月4日)生。
嘉永7年7月15日(1854年8月8日)没)
紀季
(基季嗣)
⇒
紀季
(母家女房。従四位下。兵部大輔。
⇒
天保3年8月24日(1832年9月18日)生
〔華族名鑑〕。
明治28(1895)年3月没)
⇒
女子
(紀子。玉松真幸室。
安政6年7月11日(1859年8月9日)生
〔華族名鑑〕)
礼季
(母讃岐国白鳥宮前神主猪熊慶歓女。
文久3年11月5日(1863年12月15日)生
〔華族名鑑〕)
女子
(栄子)
女子
(政子)
直季
(直丸)
治季
(分家)
■色
の名前は公卿。
高丘家公卿一覧
高丘 季起
[ 寛文4年7月27日(1664年9月16日) 〜 正徳5年正月6日(1715年2月9日) ]
中園李定次男、或三男。母家女房。天陽院憲道了和
〔系図纂要〕
。
元禄15年12月23日(1703年2月8日)叙従三位。
非参議・正三位。
高丘 敬季
[ 享保6年7月10日(1721年8月2日) 〜 寛政元年11月19日(1790年1月4日) ]
右中将季敦男(実
梅園実邦
次男)。母家女房(実母家女房)。
広巖院勵誉松山
〔系図纂要〕
。
宝暦5年正月5日(1755年2月15日)叙従三位
参議・従二位。
高丘 紹季
[ 寛保4年正月29日(1744年3月13日) 〜 文化11年正月10日(1814年3月1日) ]
敬季男。母家女房。天泰院憲誉廓山
〔系図纂要〕
。
安永4年正月29日(1775年2月28日)叙従三位。
正二位・権中納言。
高丘 永季
[ 安永4年10月20日(1775年11月12日) 〜 天保3年12月27日(1833年2月16日) ]
紹季男。母
樋口基康
女。顕良院温誉恭心
〔系図纂要〕
。
文化4年10月24日(1807年11月23日)叙従三位。
従二位・参議。
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羽林家家系別分類表
藤
原
氏
閑院家
20家
姉小路
、
阿野
、
梅園
、
裏辻
、
正親町
、
大宮
、
小倉
、
押小路
、
風早
、
河鰭
、
滋野井
、
清水谷
、
園池
、
高松
、
西四辻
、
橋本
、
花園
、
武者小路
、
山本
、
四辻
南家高倉(藪)流
3家
高丘
、
中園
、
藪
※南家高倉流は、閑院家に従属。
中御門家
9家
石山
、
石野
、
持明院
、
園
、
高野
、
東園
、
松木
、
壬生
、
六角
花山院家
5家
飛鳥井
、
今城
、
中山
、
難波
、
野宮
四条家
7家
油小路
、
櫛笥
、
四条
、
西大路
、
八条
、
山科
、
鷲尾
(園池⇒櫛笥庶流だが公屋が正親町三条実昭の猶子となった為、以降、閑院家となる。)
四条家庶流大綱略系図
御子左家
4家
入江
、
藤谷
、
(上)冷泉
、
下冷泉
、
水無瀬家
5家
桜井
、
七条
、
町尻
、
水無瀬
、
山井
高倉家
2家
樋口
、
堀河
源
氏
村上源氏
8家
岩倉
、
植松
、
梅溪
、
愛宕
、
久世
、
千種
、
東久世
、
六条
宇多源氏
3家
綾小路
、
大原
、
庭田
公卿類別譜〜公家の歴史〜について
本サイトの公卿に関するデータは、
東京大学史料編纂所公開用データベースに公開されている家譜、
公卿補任(新訂増補国史大系53-57
吉川弘文館
。国史大系第9-11
経済雑誌社
)、
尊卑分脈(新訂増補国史大系58-60下
吉川弘文館
。
新編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集1-12
吉川弘文館
)、
公卿諸家系図(土橋定代。
続群書類従完成会
。※知譜拙記)、
系図纂要(名著出版)
を基本として、その他諸史料で補完して作成しました。 知譜拙記と系図纂要からの出典には、その旨を注記してあります。
菩提寺・居所に関しては、
雲上明覧大全
〔慶応4(1868)年版〕
と
公卿諸家系図 土橋定代 (続群書類従完成会)のデータ
〔※この2冊は同内容〕
を基本としました。 家譜その他の系図史料等の葬地との異同は併記してありますが、
実地調査はおこなっておりません。
家業に関しては、諸家々業記、有職袖中鈔を基本とし、その他諸本で補完しました。
家紋に関しては、
雲上明覧大全
〔慶応4(1868)年版〕
を基本として、
日本家紋総鑑 千鹿野茂(角川文庫)他、上述の事典などで補完・比較検討しました。
年数の表記に関しては、ユリウス暦1582年10月4日までをユリウス暦に換算し、
その翌日からをグレゴリオ暦に換算してあります。
ユリウス暦の場合は、西暦の頭にユリウス暦であることを表記してあります。 ユリウス暦の表記がないものは、グレゴリオ暦であることを示します。
和暦の改元の表記に関しては、改元した年の改元日から新元号の元年としました。
西暦への変換に関しては、和暦の各月の大小の値を 「日本暦日原典」内田正男/著に従って、算出したものです。
父母名などを表記する場合、公卿に関しては、官位官職、卿・公の尊称は省略しました。
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