絶家・社家〔 洞院 〕

洞院家系図

公経

実氏〔⇒西園寺・今出川・橋本〕

(西園寺)

実有〔一条・清水谷〕

山階実雄

公宗

英子（従三位。伏見天皇妃。誉子内親王〔章義門院〕母）

公雄〔小倉〕

公守

実泰

公賢

実世

公行（母徳大寺実孝女。

候南朝。貞和3/正平2(1347)

年7月27日於大安寺出家。

早世）

女子（比丘尼尊悟）

女子（比丘尼理摘）

実夏

⇒

慈宗（法印権大僧都。法名崇実〔洞院系図〕。

母参議親世女西華門院中納言局）

道守（※系図纂要作道宗。

成就院。法印権大僧都。母家女房）

慈守（母同実夏。北野別当。曼殊院。

法印。大僧都）

桓恵（大僧正。実乗院。岡崎。

母小倉実教女）

境空（二尊院九世。上人。隠遁号

遺迎院竹林寺。母嘉暦前坊少将局。

明徳5年4月7日（ユリウス暦:1394年5月7日）寂）

実縁（大僧都。東門院。母同慈守）

慈昭（延暦寺。曼殊院。

北野別当。法性寺座主。

僧正〔諸門跡譜作権僧正〕

一身阿闍梨〔曼殊院門跡伝法

師跡次第〕。

母家女房高倉局藤原光久女。

永和2/天授2年3月7日

（ユリウス暦:1376年3月27日）入〔

系図纂要〕）

杲守（母同。仁和寺。石山座主。

成就院。僧正。

号太政大臣僧正）

尋源（母同。権僧正。石泉院）

賢実（法華宗。母家女房小宰相局）

頴弁（母同慈昭。栂尾。住高山寺北坊）

示境（※尊卑分脈・洞院系図作示鏡。母同。

教僧。蘆山寺明道上人資。

二尊院十一世。号弁空上人。

貞和4/正平3(1348)年生。

文安5年正月11日

（ユリウス暦:1448年2月15日）寂〔或10日〕）

桓忠（延暦寺。日吉権別当。実乗院。

権僧正。母家女房中納言局）

守快（母同。仁和寺。成就院。僧正。

応永12年6月9日（ユリウス暦:1405年7月5日）

入〔系図纂要〕）

女子（母同実世。西園寺公清室。実敦母。

遁世法名正音）

女子（倫子。母同実夏。一条経通室。内嗣母）

女子（吉子〔洞院系図作告子〕。

母同。鷹司師平室。遁世。

法名光真〔洞院系図作光貞〕）

女子（比丘尼真当〔洞院系図作直当〕。守清庵。

母後伏見院三条局）

女子（比丘尼理明。浄土天台教僧。

播州安徳院〔洞院系図作安養院〕。

母花園院兵衛督局）

女子（比丘尼恵朴。景愛寺。

母波多野因幡入道通貞女）

女子（母同慈昭。徽安門院東御方。

遁世比丘尼了覚〔皇親系作

延文2/正平12(1357)年〕。梅津。

※皇親系によれば崇光天皇女御）

女子（母同。西園寺実俊室。遁世理室。早世）

女子（禁中伺候。遁世退覚。野宮摂取院。

母亀谷源中納言基俊女）

女子（母同桓忠。近衛道嗣妾。為久良親王子。

早世）

女子（母同。比丘尼理融。播州安養院）

女子（※洞院系図による）

公敏

実清（候南朝。母正親町三条公貫女※1）

実遍（興福寺別当。母源為雅女。

法務大僧正。法雲院）

慈静（法印権大僧都。号雲林院。

参南朝。母同実遍）

実暁（法印権大僧都）

尊玄（公賢為子。法性寺座主。

横川長吏。日吉別当。雲林院。

大僧正。母源為守女）

女子（後醍醐院大納言局）

女子（洞院公賢妾）

女子（鷹司冬通室。冬家母）

公泰

実茂

実円（東寺）

実紹（東寺）

円什（延暦寺）

正叡（浄土天台真言兼行。

西南院・宝池院〔

尊卑分脈谷零本係実済項〕）

実済（法印。東寺。

三宝院賢俊僧正資）

賢済（醍醐寺）

女子（後醍醐院官女。遁世）

女子（西園寺実長室）

女子（洞院公信室）

実守

公信（侍従。従五位上。於南朝任大納言）

公益（系図綜覧作公信男。左少将）

益守（仁和寺。東寺一長者。石山座主。法務大僧正。

成就院。母入道少将資名女）

慈厳（延暦寺。天台座主。曼殊院。竹中護持。

北野別当。法務大僧正。一身阿闍梨。

戒師。叙二品。輦車。母同公賢）

賢秀（興福寺。法眼。東門院。母同実守）

道寿（園城寺。法印権大僧都。円満院執事）

桓覚（大僧正。実乗院）※2

女子（母同益守。玄輝門院猶子。出家。住野宮）

女子（守子。従二位。母同公泰。後醍醐天皇妃。

玄円法親王母）

女子（母同。花山院経定室）

女子（母同。永福門院東御方。恒良親王妾、

後嫁鷹司師平）

女子（母同公賢）

実明〔正親町〕

賢助（醍醐座主。三宝院。東寺一長者。法務大僧正。

弘安3(1280)年生〔系図纂要〕。

正慶2/元弘3(1333)年入〔系図纂要〕）

桓守（天台座主。法務大僧正。実乗院。

日吉別当、号松岡又岡崎〔系図纂要〕）

良守（興福寺。東門院。権少僧都。

禅号空覚〔系図纂要〕）

成助（醍醐寺。金剛輪院。法印権大僧都）

公厳（延暦寺。法性寺座主。楞厳院検校。僧正。号霊山）

覚深（興福寺東北院。法印権大僧都。覚円資。

康永4/興国6年10月8日（ユリウス暦:1345年11月2日）

寂〔尊卑分脈。

北大路家譜作貞和2/正平元(1346)年〕）

成澄（延暦寺。岡崎。法印権大僧都）

済助（遁世禅）

女子（三条実重室離別）

女子（遁世）

公方

通氏

実舜（仁和寺。法印大僧都。或大僧正。安祥寺）

女子

女子

公尹

女子

公風（左少将）

定勝（醍醐座主。法印。三宝院。寛元3〔1245〕年生）

実修（興福寺東門院。法印権大僧都）

守恵（仁和寺。法務大僧正。東寺一長者。護持。成就院。道融僧正資）

慈順（延暦寺。法務大僧正。法性寺座主。護持。北野別当。東南院。曼殊院）

公潤（延暦寺。法印。遁世相空）

公春（延暦寺。法印。遁世円月、或因月）

女子（佶子。京極院。母同公守。亀山院后。後宇多天皇母。

大宮院養子〔皇親系〕。寛元3(1245)年生。

文応元(1260)年10月女御代〔女院小伝作12月11日〕。

同年12月7日叙従三位。25日女御。

文応2年2月8日（ユリウス暦:1261年3月10日）中宮。

同年8月20日皇后宮。

文永9年8月9日（ユリウス暦:1272年9月2日）崩。同日院号）

女子（愔子。玄輝門院。母藤原隆房女従二位蔵子〔女院記作臧子〕。

後深草院妃。伏見天皇母。寛元4(1246)年生。

弘安3年正月8日（ユリウス暦:1280年2月9日）叙従三位。

正応元年12月16日（ユリウス暦:1289年1月9日）准三后。同日院号。

正応4年8月25日（ユリウス暦:1291年9月19日）為尼。自性智。

元徳元年8月30日（ユリウス暦:1329年9月23日）崩）

女子（季子。顕親門院。母後嵯峨院但馬局賀茂神主能直女。

伏見院妃。花園天皇母。文永2(1265)年生。

永仁5年正月29日（ユリウス暦:1297年2月22日）叙従三位。

文保元年9月9日（ユリウス暦:1317年10月14日）為尼。円常覚。

正中3年2月7日（ユリウス暦:1326年3月11日）准三宮。同日院号。

建武3年2月12日（ユリウス暦:1336年3月25日）崩）

女子（禖子。母同〔系図纂要〕。従三位〔皇親系作従二位〕。

亀山天皇後宮。理子内親王母）

女子（近衛基平室）

女子（鷹司基忠室）

女子（藤原実時母）

女子（三条実重母）

女子（後宇多院後醍醐院二代官女）

実藤〔室町〕

⇒		公定		実信		禅信（仁和寺真光院。法務大僧正。
							尊卑分脈によれば、満季男。
							東寺一長者。応永7(1400)年生。
							応仁元年11月8日
							（ユリウス暦:1467年12月4日）入滅）
				満季		実熈		公数		公連
										然誉
								守誉（仁和寺成就院。僧正。系図纂要作によれば、
									文安3(1446)年生。文明16年3月10日
									（ユリウス暦:1484年4月5日）入）
						弁
		公為（正四位下左少将）
		公頼
		公夏（従四位上左中将）
		実厳（母家女房藤原光久女。安祥寺律師。大僧正。檀那院。号霊山。楞厳院検校）
		見貞（或仏心寺）
		女子（実洞院実世女。近衛道嗣室。兼嗣）
		女子（母同実厳。鷹司冬通室）
		女子（母同。比丘尼理具。保安寺）
		御子左　為遠（※系図纂要御子左系図による。猶子）

洞院家公卿一覧

洞院　公宗

［ 仁治2(1241)年 〜 弘長3年3月21日（ユリウス暦:1263年4月30日） ］

山階実雄一男。母法印公審女。

正嘉2年正月5日（ユリウス暦:1258年2月9日）叙従三位。
従二位・権中納言。