| 5. ダイヤモンド岩と「開聞岳」〜古い火山のマルチニーク島南部 |
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| 今回の旅では、前半は島北部、後半は島南部を重点的に見ることになった。
現役でご活躍中のプレー山をはじめ、全体的に若々しい地形が目立つマルチニークの北部に較べると、南部は多少古めの、侵食が進んだ地形が多くなってくる。
(まあ、地質学的には古いの新しいのというほどの差ではないのかもしれないけど)
ベースになる地面が古いため、発達したサンゴ礁が見られるのも南部の特徴といえるかもしれない。Saint-Anne、Le Marin、Saint-Luce ……南部には大きなリゾートタウンが集中している。やっぱりみんな「白い砂浜」が好きなのね。
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| シュヴァリエ岬とその近辺 Cap Chevalier |
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マルチニーク島に来たからには、フレンチ・カリビアンならお約束の(はずの)白い砂浜で一度は水遊びしてみたかったのだが、意外にそんな場所は見当たらず、海の感じはなんとな〜く外房あたりと大差ない。
そんなことを考えながら地図で見当をつけ、やっと見つけたパラダイス。
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当然ながら海はこんなふうで |
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名前のとおり岬と小さな灯台もあって |
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岬から少し南に歩くと、潮が引いたマングローブ林の中も探検できる。
(時間帯と暦にもよるだろうが、足元は意外にしっかりしていて、普通のハイキング靴で充分。付近にコース案内あり)
他にも水上タクシーで数百メートル沖合のリーフにくっついた島 Ilet Chevalier に渡ることができたり、水上スポーツアイテムのレンタルあり……などなど、海が好きな方ならまる1日楽しめる所だと思う。
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……が、その一方で
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東海岸の町、フランソワ le Francois の南あたりには、素敵な入り江や岬のある海岸が続いており、白砂ビーチと絶景展望台はよりどりみどりと思っていた。
そうしたら、ここぞと思われる場所に限って、入口に「Private」の看板と門扉がくっついている。奥は大きなヴィラであったり、農場であったり。
ああ、マルチニーク島は今でも植民地なんだ、と実感した。
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| ディアマンとその近辺 le Diamant |
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いきなり登場したのは、マルチニークの観光案内によく登場する名勝「ダイヤモンド岩」Rocher du Diamant 。
南西部の小さなリゾート町、ディアマン le Diamant 西郊沖にある。
ボ〜ッとしているとこんなお馬鹿っぽい写真が撮れてしまう、金剛岩は困ったアイテムである。
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この岩は古い火山の一部だと思われる。古い火道の中身が冷え固まり、その後侵食されずに残ったもの。違うかな。
よく見ると、下から上に向かって「く」の字型の溝が見えるのだが、これは大昔、マグマが上がっていった道というかパイプではないだろうか。
やっぱり違いますか?せんせ〜。
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ダイヤモンド岩の見える場所から更に西に行くと、Petit Anse / Grand Anse「小さな入り江/大きな入り江」という小さな海辺の村があり、背後には、薩摩開聞岳を思い出すような山、ラルシェ Morne Larcher 475m がにょきっと生えている。
山頂近くのテラス地形まで道がついており、どうやら景色も良さそうなので登ってみた。
(姿美人の山なのにいい写真がない)
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マルチニーク開聞岳ことラルシェの登山口は2か所。
●ディアマン西郊起点、海抜0mから登る根性道
●「小さな入り江」の村から車で山の北西・標高160m地点まで行き、そこから登るグータラ道
グータラ道の登山口は牧場。
ちょっといい感じの風景である。
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登り始めると、山頂までひたすら樹林の中。
足元は苔むしたブロック溶岩のなれの果てであったり……
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滑り出したら止まらないツルツルの泥道だったり、下から見上げた山の様子から想像する通りの山道だった。
もちろん、これまで見てきたマルチニークのすべての道と同じ、つづら折りの概念などまったく無縁の一気直登である。
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登山口から45〜50分ほどで道は縦移動から横移動になり、ラルシェの山頂直下を北から南(海側)に回り込むと、それまでずっと視界を遮っていた樹林が突然終わり、見晴らしのよいテラス地形に出る。
ここが登山道の目的地。標高はおよそ400m。
海に向かって芝地が開け、パラグライダーの離陸場所になっていた。
(ここまで持って上がるのだろうか!?)
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ラルシェ登山:
コースタイム(小休止含む実績)……登山口 160m>約60分>山頂 400m
(帰路は登山口へ往復か、ディアマンに降りる。私たちは往路をそのまま戻った。所用時間約60分)
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