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職場にて




調理学校を卒業後、食べ歩きでもして帰国しようと思っていたのですが、友人の紹介で運良く四川料理のレストランで働くことが出来ました。
自分の作った料理が、お客さんの口に入ると考えるだけで胃が痛みましたが、それ以上に喜びも。
多少見たくれは悪くても心を込めて作った料理は、無事お客さんの口へと相成りましたが・・・。
幸い、苦情はひとつもありませんでした。
と、思います。


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全職員との集合写真。
みんなかなりの個性派ぞろいでした。
俺も含めて…。






 師匠の光富

朝は4時半から朝食の仕込が始まり6時開店。
売れ筋ナンバー1の肉まんは、少ない時でも一日約300個作ります。






肉、白菜、葱などにテンメンジャンを加えているので、まろやかな味。

肉まんは初めのうちから作らせてもらえましたが、なかなか師匠のようにうまくは包めませんでした。

中身が抜け落ちたのが返されてきたことも。
(汗)

でも、この肉まん包みが一番の得意技です。

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 豆乳作り

前の日から水に浸しておいた大豆をミキサーにかけて豆乳を作ります。

一度沸騰させた豆乳で、寄せ豆腐も作ります。

あんをかけた豆腐(豆腐脳)は、朝のおなかに優しく染み渡ります。






油条作り

朝の主食は肉まんと緑豆粥、そしてこの油条(揚げパンのようなもの)。

フカフカした揚げパンは、お粥や豆乳に浸して食べます。
北京の典型的な朝食

油条、豆乳、豆腐脳(一食約30〜50円也)
ほとんどの人が自宅ではなく外で朝食をとります。






 朝の調理場

必要な数の朝食を作ったら、後は客席へ出すだけ。

比較的静かな朝の調理場も、昼、夜ともなれば罵声と轟音に包まれます。






テーブルの上には各種調味料がずらり。

炒め物はあまり作らせてもらえず、悔しい思いをしましたが、もし作っていたら大変なことになってたかもしれません…。


醤油と黒酢は一応嗅いでから使いました。






 麺作り

計量カップやはかりを使わず、手の感触で生地の水分調整をします。

彼が作った四川名物の坦々麺や涼麺は最高でした。






麺作りは簡単に見えて結構勘の要る仕事。

私が作ったラーメンはどう見てもウドンでした。






仕事が終わったあとは、たまに寮に遊びに行きました。

この2人とはよくぶつかり合いましたが、一番仲のよかった2人でもあります。






レストラン前にて ウエイターの文全と

この店は高層マンションの中にポツンと佇む目立たない店ですが、北京に旅行の際は是非立ち寄ってみてください。






仕事が終わったあとの短い自由な時間で公園に遊びに行きました。

店の看板娘、紅梅は「美女」と呼べば素直に喜んでくれる良い子でした。
北京海淀区翠微路 渝州府
(万寿路との交差点近くの奥まった所)
機会があれば是非。

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