宇喜多家、大内家、大河内家（公卿補任に記載された武家）

宇喜多氏【うきた】

系図纂要によれば三宅連で垂仁天皇期に来朝した新羅王子の後裔というが、続群書類従所収の児島三宅系図では、三宅氏は宇多天皇皇子敦慶親王の後裔となっている。宇喜多は浮田とも書く。秀家は、豊臣秀吉の庇護のもと育つ。後、秀家・秀隆父子は、石田三成方に組し、八丈島に流罪となるが、終生、前田家の仕送りを受け、同所で没した。その子孫は、現在に至るまで存続しているという。

宇喜多家系図

児島備後三郎高徳

（略）

久家

⇒

⇒		基家（与太郎。永禄4(1561)年生。天正8(1580)年正月討死）
		女子（吉川広家室）
		秀家	秀隆（系図纂要作家規。共父配流）
	春家	基家（直家養子）
			女子（伊丹播磨守勝長室）
			女子（大村因幡守純長母※）
		女子（富田信濃守知治室）
		女子（高橋右近大夫長行室）
		某（大膳）

*1興家　和泉守。
*2直家　三郎右衛門。和泉守。享禄2(1529)年〔没年齢から逆算すると享禄3(1530)年〕生。天正10年正月14日（ユリウス暦:1582年2月6日）卒。
*3忠家　七郎兵衛〔系図纂要〕。法名安心。西大寺八幡山城主〔系図纂要〕。
*4詮家　断家譜坂崎系図作成政。系図纂要作成正。坂崎出羽守。直盛。左京亮。従五位下〔系図纂要〕。元和2(1616)年乱心自害〔断家譜による。系図纂要作元和3年7月28日（1617年8月29日）自害〕。

※断家譜坂崎系図による。大村純長は、実は伊丹勝長の四男で、大村家譜によれば、実母は、井上加賀右衛門三宅家次女とある。

宇喜多　秀家: ［元亀3(1572)年〜明暦元年11月20日（1655年12月17日）］; 宇喜多直家の二男。公卿補任の本姓は豊臣。室は豊臣秀吉養女（実前田利家女）。; 天正10(1582)年叙従五位下、同日任侍従。左少将・左中将を歴任。
天正15年8月8日（1587年9月10日）任参議・叙従三位。
天正19(1591)年10(11?)月20日辞退。
文禄3年5月20日（1594年7月8日）任権中納言、7月29日辞退。
慶長12(1607)年以降不見。

手帳型スマホケース AB812 宇喜多秀家

裏天下人・宇喜多秀家　軍師官兵衛、最後の知略

宇喜多秀家の松

宇喜多直家・秀家　西国進発の魁とならん

大内氏【おおうち】

本姓・多々良。百済の聖明王の第三子〔一説に武王の子〕琳聖太子が、推古朝の時、来日して、多々良姓を賜ったとされるが、これを否定する説が、一般的のようだ。新編姓氏家系辞書によれば、任那の帰化族多々良公の後裔とある。
華族類別録第七十四類に百済国琳聖太子後正恒裔多々良朝臣として、常陸牛久藩主の山口家が類別されている。山口家の家譜では、高句麗始祖東明聖王第三王子百済国始祖高温祚王二十五代聖明王第三王子（推古天皇十九年来朝）琳聖太子七世孫大内始祖周防国主始賜多々良朝臣姓と記されている。

大内氏系図

琳聖太子

琳龍太子

阿部太子

世農太子

世阿太子

阿津太子

⇒

正恒

藤根

宗範

茂村

保盛

弘真

真長

貞長

⇒

宗茂

康俊

康弘

頼康

⇒

貞盛

盛房

弘盛

満盛

弘成

⇒

遠盛（得地三郎太夫）

盛家

貞盛

盛清

盛忠

盛正

盛頼

盛資

盛義

盛親

盛長

資盛

広盛

盛員

盛保

親盛

女子（尼禅恵）

保弘

親保（平野某）

保光

保成

讃岐房

保盛

乙法師丸

保貞

保房

保武

保貞

保家

保弘

保盛

長房

某

親成

保俊

某（兵衛尉）

盛長〔右田〕

盛綱（続盛長家）

家光

能盛（九郎）

忠暹

貞久

貞盛

貞元

貞信

助貞

貞行（四郎）

女子

盛資

盛範

吉弘

某（太郎）

盛道

盛行

成保

保弘

助弘

保俊

清致

家保

高光

盛正

満正

貞正

⇒Ｂ

助綱

範綱

範満

範長

祐盛

貞継

致成

成清

某

盛実

成実

成高

盛季（四郎）

盛資（五郎）

盛直（三郎）

*1貞盛　改貞成
*2盛房　始任周防権介。
*3弘盛　周防権介。文治元(1185)年卒。
*4満盛　周防権介。承久元(1219)年卒。
*5弘成　周防権介。元仁元(1224)年卒。
*6盛家　鰐石小太夫。又号仁戸田。
*7貞盛　続貞久家
*8盛清　肥前佐留志城主。
*9盛資　新太郎。
*10盛親　六郎。
*11盛長　肥前小城主。
*12盛保　鷲頭三郎。但馬権守。
*13親盛　筑前権守。
*14保弘　吉敷十郎。
*15保光　鰐石五郎。
*16保成　八郎。
*17保盛　九郎。
*18長房　問田平大夫。
*19某　四郎。
*20忠暹　多禅師。
*21貞久　多次郎。
*22貞盛　実盛家一男。
*23貞信　三郎右衛門尉。
*24助貞　三郎兵衛尉。
*25成保　吉敷十郎。
*26保俊　平野次郎左衛門尉。
*27清致　益平
*28家保　宇野左近大夫将監。
*29高光　五郎大夫。
*30貞正　弥四郎。
*31盛実　平吉。
*32成高　仁戸田法師。

⇒

弘貞

弘家

重弘

弘幸

弘世

義弘

持世

⇒

持盛

⇒Ｃ

教祐

女子（法名瑞山）

女子（法名晦室）

女子

某（次郎。法名永高院道中）

満弘

満世

幸盛（八郎。法名道光）

女子

某

女子

弘茂

梵明（沙門）

盛見

某

女子

女子（少弐冬資室）

女子（大友親世室）

女子（山名義幸室）

女子

女子（厳島神主妻）

師弘

痴鈍（保寿寺開山）

女子（尼梵頻）

女子（尼埋真）

弘直

女子

長弘〔鷲頭〕

弘景

長景

詮弘

満景（修理亮）

詮長

満長（左京亮）

弘胤

某（弥九郎）

某（兵部）

弘氏（七郎）

恵源（侍者）

春徳丸

女子（平野太郎成保室）

弘藤〔末武〕

貞保

成保

弘村

弘房

某

有弘

弘兼

弘春（千寿丸）

弘秋（五郎）

女子

*1弘貞　右田太郎。周防権介。従五位上。寛元2年7月17日（ユリウス暦:1244年8月21日）卒。法名覚浄。
*2弘家　元名弘安。介太郎。周防権介。正安2年3月28日（ユリウス暦:1300年4月18日）卒。法名円浄。
*3重弘　長命丸。周防権介。正六位上。元応2年3月6日（ユリウス暦:1320年4月15日）卒。法名乗福寺浄恵道山。
*4弘幸　長命丸。周防権介。正六位上。観応3/正平7年3月6日（ユリウス暦:1352年4月20日）卒。法名永興寺妙厳寒巌。
*5弘世　幸松丸。周防権介。正五位下。周防長門石見大守。康暦2/天授6年11月15日（ユリウス暦:1380年12月12日）卒。法名正寿院道階玄峯。
*6義弘　法師丸。孫太郎。文和3/正平9(1354)年生〔*山口家譜の没年齢46歳から逆算、或1356年生〕。周防権介。左京大夫。従四位上。剃髪号有繁。周防長門石見豊前紀伊和泉大守。応永6年12月21日（ユリウス暦:1400年1月17日）戦死。法名香積寺道春梅窓。
*7持盛　安賀丸。孫太郎。
*8教祐　九郎。新蔵人。
*9満世　五郎。中務少輔。自害。法名道満。
*10某　四郎。新介。法名道通。
*11師弘　影丸。周防権介。法名彦澑木源。
*12弘直　介三郎。建武3/延元元年7月7日（ユリウス暦:1336年8月14日）卒。法名瑞雲寺浄智恵海。
*13弘景　八郎。法名浄光。
*14長景　介七郎
*15詮弘　修理亮。
*16詮長　七郎。
*17弘胤　九郎
*18貞保　黒川五郎。
*19成保　平野太郎。法名寛禅。
*20弘村　大内十郎。
*21弘房　江木六郎。法名円妙。
*22某　五郎。法名如実。
*23有弘　太郎。
*24弘兼　千若丸。

⇒	教弘	政弘	梵良（保寿寺方丈）
			義興	義隆	晴持（正五位下。天文12〔1543〕年5月7日卒。*歴名土代）
					義長（八郎。晴英。実大友義鑑男。母義隆姉）
					義尊
			尊光	亀童丸
				乙童丸
		女子（大友政親室）
		女子（尼如英）
		女子（広徳院尼弘宙）
		女子（山名政理室。※山口家譜による）

Ｂ⇒	保貞	重満	重幸	長若丸
		某	某（弥三郎）
		越前房
	重正	貞幸	盛秀（左衛門尉）
			王法師丸
			貞重（左近将監）

*1保貞　太郎。
*2重満　弥太郎。
*3重幸　又太郎。
*4某　弥七郎。
*5重正　四郎。
*6貞幸　左衛門尉。

Ｃ⇒	教幸	任世〔山口〕
		獅子丸
		加喜丸
		女子（理尊南昌寺）
	教弘（持世嗣）
	小法師丸（法名瑞光寺全宥如叟）

大内　義興: ［文明9年2月15日（ユリウス暦:1477年3月29日）〜享禄元年12月20日（ユリウス暦:1529年1月29日）］; 贈従三位政弘男。幼名亀童丸。法名凌雲院義秀傑叟。; 永正9年3月26日（ユリウス暦:1512年4月12日）叙従三位。
大永7(1527)年以降、不見。
従三位・非参議。; ※生年月日は、系図纂要による。
※幼名・没年・法名は、山口家譜による。

大内　義隆: ［永正4年11月5日（ユリウス暦:1507年12月8日）〜天文20年9月2日（ユリウス暦:1551年10月1日）］; 義興男。母長門守護代内藤弘矩女。幼名亀童丸。法名竜福寺珠天瑞雲。; 天文10年12月27日（ユリウス暦:1542年1月13日）叙従三位。
従二位・非参議。; ※生年月日は、系図纂要によるが、或15日。
※母名・没月日は、戦国人名事典コンパクト版による。
※幼名・法名は、山口家譜による。

山口

華族類別録 ※叙爵日・石高・伺候席・譜代/外様等は現代華族譜要による。
第七十四類	外別　多々良朝臣百済国琳聖太子後正恒裔
	従五位	山口弘達明治17(1884)年7月8日子爵授爵	常陸　牛久藩	譜代	菊間	一万十七石

葬地は、華族名鑑によると、麻布　曹渓寺。

山口家系図

任世

盛幸

安盛

宗可

盛隆

盛昌

男子（早世）

守正（実盛昌孫。

九郎右衛門尉）

女子

女子（三浦弥五左衛門尉正次母）

女子（山岡対馬守室）

宗幸（源十郎。天文15(1546)年生。元亀3(1572)年

12月22日於三方原戦死。法名道覚円叟）

男子

男子（仁兵衛尉）

男子（甚左衛門尉）

女子（荒川新八郎妻）

女子（満岡主水佐母。満岡後授山口号）

盛重

盛政

⇒

俊良（沙門。刑部。重俊同戦死）

重俊

重勝

重政（実盛政一男）

信勝

女子

勝弘

重親（早世）

勝隆（宇右衛門尉后。

善右衛門尉）

安隆（松右衛門尉后。

治部衛門尉）

女子（水野分長室）

女子（豊臣秀次妾。百丸母）

女子（野尻九右衛門尉妻）

女子

男子（五郎。早世）

良真（沙門。民部。重俊同戦死）

重成

女子（熱田社僧幸信妻）

重範

重行（金左衛門尉）

女子

女子（加藤与六郎妻）

女子（横地越後守妻）

女子（成田長右衛門妻）

女子（左近大夫宗可妻）

女子五人

教政（孫右衛門尉。法名良覚大円）

女子（丹羽右近大夫氏識室）

教仲

盛仲

仲政（六郎四郎。

天正4年5月3日（ユリウス暦:1576年5月30日）戦死）

女子（重俊妻）

女子

教房

教継

教吉（九郎次郎。与父共被殺）

教高（又兵衛尉）

教久

久次（五郎左衛門尉）

大夫房

女子（尾州松本城主愛智某妻）

女子

*1任世　安賀丸。獅子丸。号多門院。山口孫太郎〔系図纂要〕。
*2盛幸　山口孫太郎〔寛政譜・系図纂要作太郎〕。修理亮。法名明覚院愚忠興円〔寛政譜作弘忠。系図纂要作円覚院弘忠〕。
*3安盛　左近大夫。尾州笠寺城主。法名観心院宗盛安叟。
*4宗可　左近大夫。笠寺城主。法名本岳院宗可善慶。
*5盛隆　母盛重女。法名道林少圭。
*6盛昌　四郎三郎。弘治3(1557)年生。寛永19年11月23日（1643年1月13日）卒。
*7男子　甚左衛門尉。
*8男子　甚兵衛尉。
*9盛重　巖丸。将監。法名傑峯院宗先天翁〔系図纂要作楽邦院宗光〕。
*10盛政　巖丸。平兵衛尉。永正17(1520)年生。天正8年8月15日（ユリウス暦:1580年9月23日）病死。法名龍宝院道玉。
*11重俊　内蔵。寺辺城主。天文19年4月17日（ユリウス暦:1550年5月3日）戦死。法名長安院常松青山。
*12重勝　熊丸。清蔵。半左衛門尉。剃髪号日松雲。寺辺城主後為星崎城主。天文18(1549)年生〔家譜。寛政重修諸家譜天文16(1547)年〕。文禄4年7月28日（1595年9月2日）為豊臣秀吉自殺于洛陽北野。法名霊沢院松雲桂山〔寛政重修諸家譜作祥雲〕。
*13信勝　津田十三郎。源丞。寛永9年6月10日（1632年7月26日）卒。
*14勝弘　松右衛門尉。剃髪号焉哉。天正17(1589)年生。正保4年11月8日（1647年12月4日）卒。法名大岳院。
*15重成　平八郎。将監。天文13年5月21日（ユリウス暦:1544年6月11日）卒。法名浄蓮。
*16教仲　山口孫次郎〔寛政譜作次郎。系図纂要作二郎右衛門尉〕。法名明崇院愚忠安心〔寛政譜作弘楽。系図纂要作明暠院弘楽〕。
*17盛仲　六郎四郎。法名常心院寿楽実叟。
*18教房　太郎左衛門尉。尾州中村城主。法名浄本院宗賢固山。
*19教継　左馬助。尾州鳴海城主。与今川義元通密謀故為織田信長公被殺于尾州。
*20教久　仁兵衛尉。

⇒	重政	（竹丸。長次郎。半兵衛尉。	⇒
		母岡部彦九郎正房女〔寛政重修諸家譜〕。
		寛永12年9月19日(1635年10月29日)卒。
		法名瑞巌院大安全勇）
	政成	（万千代丸。平七郎。
		天正10年6月5日(1582年7月4日)戦死。
		法名良英）
	女子
	重克	（亀千代丸。小平次。
		慶長20年5月7日(1615年6月3日)戦死。
		法名性岸院良勝筹決）
	女子	（村上九郎兵衛尉吉正妻）
	女子	（橋本勘兵衛尉光以妻）

大河内氏【おおこうち】

村上源氏。伊勢国司北畠氏庶流。北畠顕泰の子（＊中院家略系図・尊卑分脈による。寛政重修諸家譜によれば北畠満雅の子）顕雅を祖とする。飯高郡大河内城主。

大河内氏系図

顕雅		親郷		親忠		親泰		具良		教通（大河内相模守）
								具種〔星合〕

*1親郷　改親文〔中院家譜によるが、或親忠の改名〕。実北畠教具男。左中将。従四位下。
*2親忠　実北畠政郷〔政具〕男。左中将。正四位下。大永6(1526)年出家。

大河内家公卿一覧

大河内　顕雅: ［生没年不詳］; 北畠顕泰男（＊中院家略系図・尊卑分脈による。寛政重修諸家譜によれば北畠満雅の子）。; 嘉吉元年叙従三位、同年出家。
従三位・非参議。贈大納言（寛政重修諸家譜による）。

大河内　秀長（本名親泰・頼房）: ［永正7(1510)年〜弘治元(1555)年］; 左中将正四位下親忠男〔星合系図作北畠政郷男。北畠系図作実北畠材親男〕。; 天文12(1543)年叙従三位。
天文13(1544)年任参議。
天文15(1546)年叙正三位、任権中納言。
天文21(1552)年頼房に改名、次年以降記載なし。

星合系図

具種	教房		女子（正親町院伊予局）
			男子（弥十郎。早世）
	教賢		男子（※寛政重修諸家譜による）
			具泰（嗣祖父）
	女子（安達美濃守妻）
	藤忠（母同。堀江〔系図纂要作堀口〕二郎兵衛尉。天文19(1550)年生。
		慶長17年4月7日（1612年5月7日）卒。常雲）
	女子（石丸左京進有次〔系図纂要作石丸孫四郎〕妻）
	藤勝（母同。堀口〔系図纂要作堀口〕久左衛門尉。法名宗林）
	藤光（母同。堀口〔系図纂要作堀口〕忠兵衛尉。永禄9(1566)年生。
		寛永6年正月8日（1629年2月1日）卒。法名玄貞〔系図纂要作玄真〕）
	具泰		女子（聴子〔系図纂要〕。東坊了専母。
				寛永12年9月19日（1635年10月29日）卒〔系図纂要〕。妙寿〔系図纂要〕）
			具枚		頼泰（実具泰男。※寛政重修諸家譜による）
					基顕		顕行	⇒
					女子（満子〔系図纂要〕。長谷民部少輔忠康室）
					女子（佐野半左衛門政貞妻。※系図纂要作監子）
			具通〔具通孫〕
			安詮（十三郎。仕駿河大納言忠長卿。慶長4(1599)年生。
				寛永16年6月29日（1639年7月29日）卒。蓮順）
			女子（梅子〔系図纂要〕。仕東福門院。女官預。従三位。肥後局。
				後、神尾宮内少輔守勝妻。系図纂要によれば、
				慶長7(1602)年生。寛永7年5月5日（1630年6月15日）卒。覚性院妙純）
			専来（兵九郎。母飯尾信宗女。慶長9(1604)年生。
				元和8年3月15日（1622年4月25日）卒。法名日台〔系図纂要作日喜〕）
			頼泰		頼次（竹之助。甚四郎。加給合食五百石。
						元禄16(1703)年4月卒）
			女子（亀子〔系図纂要〕）

*1教房　又十郎。侍従。母堀江左衛門佐義藤女。号星合侍従。天文7(1538)年生。永禄5年7月15日（ユリウス暦:1562年8月14日）卒。法名天清〔寛政重修諸家譜。系図纂要作天晴〕。
*2教賢　母同。初藤方〔寛政重修諸家譜〕。改元義〔系図纂要〕。堀江〔系図纂要作堀口〕治部大輔。享禄元(1528)年生。天文23年10月3日（ユリウス暦:1554年10月29日）従五位上侍従。慶長14年4月14日（1609年5月17日）卒。宗徳。
*3具泰　実教賢男。母北畠具教女。亀寿丸。勝蔵。采女正。永禄10(1567)年生。寛永16年4月7日（1639年5月9日）卒。法名栄典〔系図纂要作星合院裡翁栄典〕。葬于駒込大円寺〔寛政重修諸家譜〕。
*4具枚　一伝具教。母飯尾隠岐守信宗女。虎之助。伊左衛門。承応2年6月7日（1653年7月1日）〔系図纂要作延宝7年11月26日（1679年12月28日）〕卒。法名日解〔系図纂要作寒樹院雪叟良清〕。葬于浅草幸龍寺〔寛政重修諸家譜〕。
*5基顕　一伝具吉。虎之助。主水。伊左衛門。次兵衛。延宝2年6月7日（1674年7月10日）〔系図纂要作元禄14年8月22日（1701年9月24日）〕卒。法名日恵〔系図纂要作永照院賢山了愚〕。
*6顕行　実星合顕恒男。母井戸忠兵衛重弘女。庄蔵。七兵衛。伊左衛門。従五位下。摂津守。承応3(1654)年生。享保20年6月4日（1735年7月23日）卒。法名雄盛〔系図纂要作寿仙院隆厳雄盛〕。室松浦市左衛門信正女。継室大岡備前守清重女。
*7頼泰　本名具堯。母家女房。助之丞。甚四郎。※寛政重修諸家譜によれば、兄具枚養子。延宝8(1680)年卒。

具種は、国史大系公卿補任の校訂では、北畠の家名が付されている。⇒ 北畠　具祐

宇喜多、 大内、 大河内

宇喜多氏 【うきた】