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料理レシピ
ジャガイモのタルト
スイス弁ではWehe(ヴェーエもしくはワイエ)といい、カフェなど軽食を提供する場所でおなじみのメニュー。デリカテッセンで切り売りもしているし、もちろん家庭でも作られる。ちなみに、ヴェーエにはここで紹介する「お惣菜」ふうのもの以外にも、りんごなどのフルーツやナッツを使った甘いものもある。
    

材料(25cmのタルト型):

甘くないタルト皮 300g 市販の冷凍パイ生地(砂糖の入らないもの)で代用可。
          自分でタルト皮を作る場合のレシピ
ジャガイモ 
中4コくらい
ベーコン 100〜150gを賽の目に切る
たまねぎ 小1ケをみじん切りに
好みの野菜 適宜(ほうれんそう、下茹でしたブロッコリーやカリフラワーなど、あまり水分の出ないものを。ゴタゴタいろいろな種類を入れない方がよい)
パセリ 2〜3本をみじん切りに
チャイブ パセリと同じくらいの量をみじん切りに わけぎで代用可
生クリーム 150〜200cc
卵 2ケ
グリエールチーズ すりおろし大さじ山盛り2〜5杯(好みで)
塩、こしょう、ナツメグ 適宜


1. イモを皮のついたまままるごと茹でる

2. ベーコンをカリカリに炒め、そこにみじん切りのたまねぎを加えて、透き通るまで炒める

3. 好みの野菜も加え、塩こしょうで下味をつけて水気が出なくなるまで炒めたら火から下ろす

4. イモが煮えたら、熱いうちに皮をむいて粗くつぶす。そこに3.の具を加え、パセリとチャイブのみじん切りも加えてよく混ぜ、もう一度塩こしょうで丁度よい感じに味をととのえ、粗熱をとる

5. タルトの皮を3mm厚くらいに延ばし、タルト型に敷いて、フォークで底を数回つついて空気穴をあける

6. 適当な容器に生クリーム、卵、グリエールを入れ、よく混ぜて塩、こしょう、ナツメグで味をつける。ナツメグはあまり多く使いすぎないこと

7. タルト皮の上に4.を均等に敷き、6.を上から静かにかけまわす

8. あらかじめ余熱しておいたオーブン(180度)で40〜50分焼く


コツ:
・タルト皮を作るのが面倒だったら、皮なしでグラタンふうに焼いてもまあまあイケる。

ジャガイモの下拵えの仕方を変えたバリエーションをひとつ紹介しよう。シャキシャキした口当たりに仕上がり、日本人にはこちらの方が評判がいいようだ。調理時間も短縮できる。

材料はジャガイモの量だけ上記と変わる(500g→大2個)

 生のジャガイモを千切りにし、1.の段階は省略する。2.のベーコンとタマネギを炒めた後、3.で野菜を入れる前にイモを入れ、1〜2分炒めてから野菜を加える。野菜が炒まったら塩こしょうで丁度よい味をつけて火から下ろし、パセリとチャイブを加える。あとは5.以降と同じ段取りで作ればよい。

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