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料理レシピ
フルーツのグラタン
季節のフルーツで作るとても簡単なデザート。写真のものはアメリカンチェリーで作った。熱々をいただいてもよし、冷たくひやしてもよし。小皿で作ってアイスクリームなどをトッピングすると豪華になる
グラタンと言ってもこれはデザート用の甘いグラタン。とても簡単でいろいろなアレンジが効くので、スイスの家庭やレストランなどではしょっちゅう登場する。味はフルーツ入りのクレーム・ブリュレと言う感じで、非常に口当たりがよく、フルーツのおかげで案外さっぱりしている。
ちなみに別ページの いちばん簡単なフルーツタルト は、これが詰まったタルトと思えばいい

材料(4人分):

季節のフルーツ 適宜
(さくらんぼ、あんず、ネクタリン、プルーン、洋梨、紅玉りんごなど。果肉がしっかりしていて、酸味と香りの強い果物が向いている。アメリカンチェリーやあんずは特におすすめ)
生クリーム  180〜200cc
砂糖 大さじ山盛り2〜4杯程度(果物の甘味・酸味に応じて適当に加減する)
薄力粉 大さじ1/4〜1/2程度(「一番簡単なフルーツタルト」より少なめに)
 1個
シナモン、キルシュやブランデーなど香りのある洋酒類 仕上げの風味付け用に適宜。なくても良い

1. 種のあるフルーツは種を抜いておく。1口大程度に切り、耐熱容器に並べる
2. マグカップを用意し、その中に卵を割り入れてフォークなどでかき回し、よくほぐす。そこに砂糖と薄力粉を入れ、更に生クリームを少しずつ注ぎ入れてダマのないようによくかき混ぜ、耐熱容器のフルーツの上にかけ回す。
ケーキではないので、小麦粉はしつこくかき混ぜてもOK。ダマは指先で練り潰してしまおう

    

3. あらかじめ180℃で予熱したオーブンに入れ、30〜45分(容器の大きさによる)焼く。表面が焦げるようだったら、途中で上からアルミフォイルをふわっとかぶせると大丈夫

5. 焼き上がったグラタンは、熱々のうちに取り分けていただくか、あるいは荒熱を取ってから冷蔵庫で冷やしていただく。好みのスパイスや、果物に合った洋酒を上から振りかけると一層楽しめる

コツ:
・コツなんてない、というくらい簡単。あえて言うなら薄力粉の量の加減で口当たりがずいぶん変わるので、何度か試して好みのタイプに近づけていこう
・あつあつのアンズのグラタンにアイスクリームをのせたものは、スイスのレストランの定番デザート。アイスクリームはあまり濃厚すぎないものが合う(スイスではピスタチオのアイスがよく使われるようだ)
・写真は大きな耐熱容器で作っているが、ココット皿のような小さな容器で、1人分ずつ分けて作っても良い
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