1日目 清潔なボールの中でライ麦粉30gと水15gを合わせてよく捏ね、ちいさな団子状に丸めて表面に軽くライ麦粉をまぶし、タマネギの切れ端を差し込んで密閉容器に入れ、涼しい場所で寝かせる。
2日目 団子の匂いを嗅いでみて、微かにすっぱい匂い、あるいはライ麦粉そのままの匂いがするようだったらOK(変なニオイがしたり、団子がネバネバ糸を引くようだったら失敗。廃棄する。)。タマネギは抜いて捨てる。
団子に15gの水を足してゆるめ、そこにライ麦粉30gを足して、昨日よりひとまわり大きな団子に作る。表面に軽くライ麦粉をまぶし、新しいタマネギの切れ端を差し込んで密閉容器に入れる。
3日目 今日も同じ作業の繰り返し。
4日目 今日も同じ作業の繰り返しだが、今日くらいからタマネギは不要。
5日目 今日も同じ作業の繰り返し。すっぱい匂いが強くなり、アルコールのような香りも混じってくる。捏ねてから半日くらいたつと、団子が自然に醗酵して膨らむようになってくる。
6日目 今日も同じ作業の繰り返し。
7日目 この頃には大体出来上がる。団子を密閉容器から出し、ラップでぴっちり包んで冷蔵庫で保存し、あとは7〜10日ごとに同じ作業をすればよい(醗酵して膨らんだ団子がラップからはみ出さないようにガッチリ包む)。店などで手に入れた自然種も同じようにして保たせることができる。
使い方:
必要量をちぎり取り、自然種:水:ライ麦粉=2:1:1の分量で混ぜ合わせて粥状の種を作り、フタのついた容器に入れ、涼しい場所で1晩放置する。盛んに泡立って2倍近くまで量が増えたら使用可能(この作業を「活性化」という)
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